最近新発売されるFPVドローンパーツに十字型AIO-FCが多い件について🤔
FCはドローンのコアであり、ドローンの制御に必要な信号処理、姿勢制御、モーター制御、センサー情報の処理など、それらの全て(又はそれらの情報を統括して処理する)を一挙に引き受けているのがFCですので、FCの性能がドローンの性能に直結すると言えなくもない?のかも知れません。
現在の高性能なFPVドローンが存在するのは、フライトコントローラーがあるからこそであり、FCの存在なくしては、これらのドローンの高度で繊細な制御は実質不可能なんです。
そんなFPVドローンには無くてはならないパーツの一つであるFCですが、当ブログでも度々御紹介させて頂いている通り、最近になって各メーカーから続々と
せっかくですから、応援の意味も込め、今回は当ブログでも気になるAIO-FCの新製品たちを改めて御紹介させて頂きまっす😉
まず最初に御紹介させて頂くのは、ワタクシが今気になっているコチラの新製品👀

25.5x25.5mm NeutronRC F4 1S フライトコントローラー AIO 5A BL_S 4IN1 ブラシレス ESC 内蔵 ELRS 2.4G レシーバー フープ RC ドローン FPV レーシング用
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《期限:2023年5月31日迄》
此方はワタクシお初にお目にかかるNEW?ブランド『NeutronRC』から発売された1S用クロス型AIO-FC。VTXが別体なのはこの手のクロス型FCの標準的仕様でしょうか。近頃の流行に則りELRS受信機がFCに内蔵されているのものの、UART接続では無くSPI接続となっているのは好みのわかれるところ(SPIの方が接続が簡単でイイ!と言う方も多い?)。その代わり受信機用にポートが塞がれていないのでUART1/2は共に空いており、VTX以外にもGPSの接続などをSoftserialを使う事無く設置する事が出来る。
何よりワタクシが注目した特徴としては、そのELRS受信機のアンテナとして基板上に配置されているのが、表面実装されたSMDセラミックアンテナの他にIPX端子も用意されており、その何方かをユーザー自身で自由に選択して使用出来る構造になっている所。
比較的受信距離の長いELRS受信機ではございますが、実際AIO-FCを購入する際にアンテナのタイプ選択は本当に悩ましいと思うんですよねぇ😅 用途によって、実装されているアンテナタイプを見比べてFCを選択する事も少なくは無いと思われます。
でも!そんな悩みもこのFCならもう必要ナッシング👍取りあえずこのFCさえ用意して置けば、ロングレンジ機を作るのも屋内だけを飛ばす小型Whoopを作るのにも何方にでも対応出来ちゃいますから😁
【FCスペック】
仕様:
ブランド: NeutronRC
モデル: F4 AIO 5A
商品名:F4 フライトコントローラー AIO 5A ESC ELRS 2.4G 受信機
Size: 29x29mm
Mounting Hole: 25.5x25.5mm
重量: 4g (ベア PCB、ワイヤーを含まない)
F4 Flight Controller
CPU: STM32F411CEU6(100MHZ)
IMU: ICM-20689
シリアルポート: UART1 / UART2
ファームウェアのバージョン: Betaflight: NEUTRONRCF411SX1280)
OSD: Built-in BetaFlight OSD
ブラックボックス: 16MB SPI Flash
PCB: 6 LAY-2OZ
オンボード RGB プログラマブル LED
BEC: 5V 1.5A
Onboard 5A 4in1 ESC
電圧: 1S/1S HV/4.4-4.35V
Con. Current: 5A
バースト電流: 6A (3 秒)
電流センサー:いいえ
BLHeliSuite プログラム可能
工場ファームウェア: BLHeli_S/Bluejay(O_H_5)
プロトコル: Dshot150、Dshot300、Dshot600、Oneshot125、Multishot、PWM
Built-in Receiver
内蔵 SPI ExpressLRS 2.4G レシーバー
受信機アンテナ: 2.4GHz SMD セラミック アンテナまたは IPX を選択
続いては、先日からレビューをさせて頂いているHappymodelのコチラの製品。
このFCの特徴としては、やはり内蔵ELRS受信機がUART接続と言うところ。但し、基板上に設置されたアンテナ線が単線で少し頼りなく見える?のが気になる所。実際使ってみた感想としては、SMDチップアンテナより受信レンジが広く、同軸アンテナ線よりは狭い、中間的な存在に思えました。
あとは前述のNeutronRCのFCが1S専用だったのに対して、此方のFCは1Sと2Sの両方の入力電圧に対応しております。1S2S兼用の機体を製作予定でしたらこの違いは大きいのではないでしょうか。
そして最後はやっぱりブランド力💪 誰もが知っている定番ブランド『Happymodel』の製品と言うのは安心感がありますよね😉
【FCスペック】
Specification:
Flight controller
Firmware target: CRAZYBEEF4DX4.3.2
MCU:STM32F411CEU6 (100MHz, 512K FLASH)
Sensor: BMI270(SPI connection)
Power supply: 1-2S Lipo Lihv battery input (DC 2.8V~8.7V)
Built-in 5A(each) Blheli_S 4in1 ESC Dshot300 ready
Built-in Betaflight OSD(SPI Control)
Built-in UART ExpressLRS 2.4Ghz receiver(Default firmware ExpressLRS v3.0.1)
Built-in 5V 1A BEC
Built-in voltage detection and current sensor
Built-in Onboard flash 16Mb for Blackbox
Onboard 4in1 ESC
MCU upgraded to EFM8BB21
Power supply: 1-2S LiPo/LiPo HV (2.8v~8.7v)
Currents: 5A continuous peak 6A (5 seconds)
Support BLHeliSuite programmable
Default Factory firmware: S_H_50_REV16_8.HEX
Support ESC Protocol: DSHOT150/DSHOT300/DSHOT600
Onboard UART ExpressLRS 2.4GHz Receiver
Packet Rate option: 25Hz/50Hz/150Hz/250Hz/500Hz
RF Frequency: 2.4GHz
Antenna: enameled copper wire 31mm length
Telemetry output Power: <12dBm
Receiver protocol: CRSF
Default firmware version: ExpressLRS V3.0.1
The same hardware with Happymodel EP1
Could update firmware via ExpressLRS configurator
最後は何でも入ってる?コチラのテンコ盛りなFC。
前述の2つのFCはMCUにF411(通常動作クロック108MHz)が採用されておりましたが、このFCにはF405(動作クロック168MHz)という処理能力の高いMCUが採用されております。
そのお陰もあってか、このFCは本当に機能満載テンコ盛りな状態になっておりまして、ELRS受信機はUART接続の物が内蔵されており、Barometer(気圧計)も実装済み、電圧センサー/電流センサーも内蔵、ポートもUART6まであるので後付けのセンサーでも何でも来い!ってな状態🤗
VTXは他と同じく内蔵されていないので別途用意する必要があります。十字型のFCは面積も小さいので、放熱の事等を考えたら逆にそれはそれでよかった気も。
対応電圧は1S/2Sとこの点もU100gな機体にとっては汎用性も高く採用し易いですかね。
欠点らしい欠点の無い最高性能なFCですが、ワタクシが唯一気になる点としてはモーター配線の接続コネクタが設置出来ない所。

ワタクシは無理矢理増設しましたけど、コネクタのPINを挿す穴が無いので固定が甘い気がします。下手をするとこのままFC上のパッドまで剥がれてしまいそうなので、このFCを使用するならモーター配線のコネクタ利用は諦めて直接ハンダ付けした方が良さそうですね🙄
あと、今回取り上げたFCは3つともBlackbox用のメモリが内蔵されているのですが、他の2つが16MB容量だったのに対しこのFCだけは半分の8MBだったりします。まぁ短時間フライトで使用するなら早々足りなくはならないと思いますが。
【FCスペック】
飛行制御パラメータ:
CPU: STM32F405
ジャイロ/加速度計:BMI270
OSD: AT7456E
バロメーター: BMP280
ブラックボックス: 8mb
Iic: サポート
BEC: 5v
UART: uart1 (elrs),uart2 (外部rc),uart3,uart4,uart6
USBコネクタ: MicroUSB
サイズ: 25.5*25.5 m2
受信機: ELRS (crsf),tbs (crsf),sbus,ibus,dsm2,ds mx
Ws2812などのプログラム可能なLEDをサポート
サポートブザー
内蔵電圧および電流センサー
重量: 3.3グラム
ELRS RXパラメータ:
周波数: 2.4GHzの
作業契約: crsf (betaflight)
ファームウェア: DIY_2400_RX_ESP8285_SX1280
Elrs受信者インジケーターのステータス:
Double flash: コードマッチングモード
スローフラッシュ: 送信信号を受信しません
Steady on: 受信送信信号
結局のところ、どのFCが良いのかは選ぶ人次第?
ワタクシは3つのFCをそれぞれ機体に組み込み試してみるつもりですが、今のところ「〇〇ならば間違い無い!」と言う事では無く、用途と目的にあったFCをそれぞれチョイスされるのが宜しいのではないか?と考えております😉
お値段的にはどれも同じ様な価格帯なので尚更迷っちゃいますよね~!?😅
よろしくどうぞ~
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