【OpenTX2.3.8→更に2.3.9へ】久々の更新は神アップデート🙌【複数送信機でBIND情報コピー可能】
【追記】あっと言う間にバグフィックス版のOpenTX2.3.9が翌日発表になってますw 更新しておきましょう💦

ワタクシ的に今回一番注目していたのは『TX clone mode』。10億年位前からずっとこの機能が欲しかった🤤
送信機を一台のみで運用している方には直接的なメリットでは無いのですが、ワタクシの様に送信機と機体をそれぞれ大量にゴチャゴチャと沢山持っている人にとっては正に神アップデートと言える更新だと思います。
各ファームウェアの更新
先ずは各ファームウェアの更新をサクッと済ませましょう。更新するのは
- 『OpenTX Companion』
- 『送信機内ファームウェア』
- 『送信機内SDカードContents』
- 『マルチプロトコルモジュール』
OpenTXその物の更新方法は既に何度もブログ上で御説明させて頂いておりますので、よくわからない方は其方を御覧下さい。(バージョンは違うけど手順は同じ)
OpenTX 2.2.3への更新+便利な設定例を御紹介【Taranis】
久しぶりにTaranisをパソコンに繋いだら、OpenTX2.2.3への更新のお知らせアラートが出たので全て更新する事に致しました。※このオープニングスプラッシュは『OpenTX2.2.*』で共通です。◇ この記事の目次 ◇・OpenTX Companionの更新・送信機用ファームの更新・Jumper T12の場合・Bootloaderの更新・Logical Switchesを使ったタイマー設定例・最後にOpenTX Companionの更新PCに古いバージョンのOpenTX Companionがインストールされて...
今回の目玉である
【技適】Jumper JP4IN1マルチモジュール完全レビュー!③【ファームウェアUpdate編】
【技適】Jumper JP4IN1マルチモジュール完全レビュー!②【シリアル接続の使い方編】の続きです。『Jumper JP4IN1 Multi Protocal Radio Transmitter Module Compatible OpenTX for Frsky JR』・『【技適】Jumper JP4IN1マルチモジュール完全レビュー!①【Unbox&X-Lite装着編】』・『【技適】Jumper JP4IN1マルチモジュール完全レビュー!②【シリアル接続の使い方編】』毎度フライトの際はお世話になっているのですが、ブログのレ...
マルチモジュールのファームを更新しないで使おうとすると、御丁寧な事に画面にこんな警告が出ますので💦

もし、今迄既に一度はマルチモジュール内のファームウェアを更新した事がある(つまり、マルチモジュール内にBootloaderが既に書き込まれている)という方でしたら、ツールを使わずとも対象のファームウェアを直接ダウンロードして送信機内から更新する事も出来ます。
此方のページで対象のファームウェアをダウンロード。

保存したファイルを送信機内のSDカードに書き込み、送信機のメニュー内からそのファイルを選び長押しで更新。随分と簡単お手軽になりました♪

因みに、今回更新したマルチプロトコルモジュールのファームウェアは記事作成時の最新安定版である『V1.3.1.9』と言う物でした。
何方の方法でも宜しいので、メンドクサがらずにササッと更新を済ませてしまいましょう。
【注意】送信機のSDカードからファームを書き換える場合は送信機Bootloader書換えの時もそうなんですけど、送信機側で表示出来る文字数に制限がありますので、ダウンロードしたファイルをそのままSDカードに書き込まず
クローンモードとはなんぞ?
そんなにたいそう大騒ぎしているけど、その今迄なら、普段使用している送信機から新しい送信機へ乗り換えする際にモデル情報等はCompanionを使って大体移動が出来たのですが、(ソースID書換え等特殊な方法を除いては)
経験者ならお分かり頂けると思うのですがコレが結構面倒な作業でして💦 所有機体が一機二機の少数で受信機の設置位置もアクセスし易い場所にある様な場合でしたら、その都度バインドし直してもそれほど手間は掛からないのでしょうが、これがもし機体数が増えて行き更には送信機も複数の種類で使い分ける…なんて事になると、そりゃ~もう面倒な事この上ない😩
皆さま御存知の通りワタクシは機体も送信機も既に沢山ありますし、更にレビュー用にそれらが日に日にどんどん増え続けております。コレからもまだまだ…。
今迄は新型送信機のレビュー時以外はいつも同じ送信機(定期的に更新はするけど)でテストフライトなど行っておりました。
本当はフルサイズ送信機の方が操縦がし易いとは知りつつも、携帯性等を考えコンパクトな送信機一台に絞りメイン送信機として使い続けたり。こんなに沢山送信機を持っているのだから、気分次第で使う送信機を気軽に換えたり出来たらどれだけ良かった事か🥺
いくら高性能な送信機を沢山持っていても、気軽に交換できないんじゃ単なる
ところが!
ココに来てこのクローンモードの登場のお陰で状況は一変しました🙌(いつもながら前置き長ぇ🙇)
今回のアップデートでクローンモードを使用する事により、元の送信機に登録していたBIND情報を他の送信機へコピーする事が出来るようになったんです♪
そのお陰で、一つの機体のBIND情報を複数の送信機で共有する事が出来、一度設定をして置けば後はその日の気分次第で送信機を選ぶ事が出来るようになったんですよ🙌🙌🙌
これは正に送信機界の革命です。RevolutionでありEvolutionでもあるんです!(どっちでもええわ)
そんなワケで、とっても便利に送信機を使い分けられる様になった革新的機能追加『クローンモード』ですが、使用には少し条件があります。
まず、コピー元となる送受信機のプロトコルが
それともう一つ、コピー元の送信機はFrSky ACCSTプロトコルであれば何でも良い(要するにFrSky純正モジュールでも外付けマルチモジュールでも)のですが、
まぁ当然と言えば当然か。マルチモジュールの新機能(追加機能)ですし🍣。T16やTX16S等のマルチプロトコルモジュール内蔵タイプの送信機でも使えますので、その辺は御心配なさらずに😉
こんな便利な機能がOpenTXに備わっちゃったもんだから、もう未来永劫OpenTX信者を続けますよワタクシャ~✨
クローンモードの使い方
さて、準備が整ったところで早速実はワタクシ、このクローンモードの使い方が分かるまでかなり手こずりました💦 今まで結構簡単に何でも出来た子なのに😭
そんなワケで、今回は
今回の検証実験の為、既に複数の送信機をOpenTX2.3.8と最新マルチモジュールファームに更新しておりました。
コレから記事で御紹介する為に、コピー元の送信機は『Taranis X-Lite Pro』、コピー先の送信機に『Taranis X9-Lite S』を使用して御紹介させて頂きます。(何方にもJumper JP4IN1 マルチプロトコルモジュールを搭載して使用中)
先ず、コピー元となる送信機のモデルファイルを開き、BINDの手前で留めておきます。

此方も既に中身を全部更新済みなTaranis X-Lite Proなのでちょっと表示がややこしいですけど💦兎に角、既にBIND済みなモデルファイルを開くって事。
そして、コピー先の送信機でモデルファイルを選択し、Type『FrSkyRX』 Subtype『CloneTX』に設定します。

送信機を新しく増やしたりしてモデルファイルをいちいち作るのが面倒な時は、下記の方法で大体のコピーは出来ますのでお試しを。
FrSky Taranis X-Lite Pro 24CH ACCESS 送信機 完全レビュー!③【OpenTX2.3②設定移行編】
FrSky Taranis X-Lite Pro 24CH ACCESS 送信機 完全レビュー!②【OpenTX2.3編①】の続きです。『FrSky Taranis X-Lite Pro 2.4GHz 24CH ACCESS ACCST D16 Radio Transmitter Longer Telemetry Range』※この送信機は日本の”技術基準適合証明(通称:技適)”を取得しておりませんので、日本国内で電波を発信すると違法になる恐れが御座いますので御注意下さい。日本国内で合法的に使用する為には、他にJumper JP4in1マルチモジュール...
乗り換えの際、スイッチの割り当て設定だけは忘れずに!w
準備が出来たら、コピー元/コピー先両方の送信機でBINDボタンを押します。(この時、機体等の受信機は要りません)

いつものバインド音「ピピピッ」の音が両方の送信機から鳴り、数十秒ほどでクローン化が完了し自動でバインド音も止まります。
あとは、コピー先の送信機のモデルファイル設定をType『FrSky』 Subtype『〇〇(元のプロトコル)Cloned』に変更すれば設定完了。

コレでコピー元のバインド情報のクローンを使える様になりました。コピー元のモデルファイルの機体で再バインド作業をする事無く、そのままで飛ばす事が出来ます♪
皆様は既に御存知かも知れませんが、元々各ModelファイルのバインドID?はRxnumの項で管理されておりまして、ここを00で統一する事で同じ型式の受信機であればモデルファイルは関係無く全て同じバインド情報でバインドする事が出来るようになっております。(要するに、一度Rxnum:00でXM+受信機をBINDした事のある送信機であれば、そのモデルファイルをコピーするなりそのモデルを使い回すなりして再バインド作業をする事無くXM+受信機を操作出来るって事)
コレを利用する事で、一度クローン化したBIND情報を使いコピー元のRxnum:00設定された機体ならどれでも再バインドする事無く飛ばす事も出来るんです。
このコピー情報(クローン)はどうやら、プロトコル選択時のType『FrSky』 Subtype『〇〇(元のプロトコル)Cloned』に紐付けされる様ですね🤔
因みに、同じバインド情報を持つ送信機同士で同時に電源を入れても、先に電源を入れた(接続された)方の送信機が優先され、電波の干渉や動作不具合は発生しません。途中で片方の送信機の電源を切ると、電源が入っている方の送信機に接続がスイッチされますけどねw 危険なキャッチボール遊びが出来るかも?w
最後に
そんなワケで、このアップデートのお陰で各機体/送信機にとっ散らかったBIND情報を全て統一して行く事が出来るようになりました♪ワタクシとしては先ず一旦どれか母艦となる送信機を一台用意し、その送信機でドローン全機のバインドを済ませて置き、そのモデルファイル情報をOpenTX Companion経由で他の送信機へコピー、各送信機ごとにModelファイルの微調整(ボタン割り振り設定等)を済ませた後、BIND情報をクローン化してどの送信機でも使える状態に整えておきたいと思います。
これはマジ便利ですよ~。今日はT16にしようかな~?いや、やっぱりガサばるからX-Liteで良いか? あ、バッテリー切れてるからX9D+SEにしよっと♪ …なんて事が気軽に出来ちゃうんですから👍
このバインド作業のし直しが億劫で新しい送信機に手が伸ばせなかった方、これからはそんな面倒な作業も殆ど必要無くなりますからね~!
よろしくどうぞ~
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